第三話

 ｽﾚｲﾔｰ｢う…うぅ…？｣
ようやく奴が目を覚ました。
クク…あの程度で死なれちゃ復讐になんねぇしな…。

ｽﾚｲﾔｰ｢ぐっ！これはどういう事だ！拉致監禁、立派な犯罪だぞ！？｣
チップ｢あ？人外の奴らに人権もクソもねーんだよ。
あぁ、今お前を縛ってるのは法力を応用した特殊な鎖だ。いかにヴァンパイアでも簡単には破れねーぜ。｣
ｽﾚｲﾔｰ｢こ、こんな事をしてタダで…｣
チップ｢済むと思ってるからこうしてんだよ。オラ、寂しいだろうと思って奥さんを連れてきてやったぜ。｣
ｽﾚｲﾔｰ｢な！？｣

俺の合図と同時に横の扉が開き、全裸のまま縛られたシャロンが放り出される。

ｽﾚｲﾔｰ｢シャロォーーン！！｣
チップ｢自分の立場を分かってもらえたかよ？
いいか、テメェが言う事聞かねぇんなら奥さんの身の安全は保証しねーぜ。｣
ｽﾚｲﾔｰ｢ぐっ……！｣
チップ｢クク…。今日は日本語の練習も兼ねて野菜を用意した！さぁ、タップリ勉強してもらうぜ！｣

チップ｢まずはGOBOUからだ！コイツは繊維質が豊富で便秘予防になるんだぜ！｣
ｽﾞﾇｯ
ｽﾚｲﾔｰ｢はおぁっ！！｣

ヴァンパイアの肛門は、いともたやすくゴボウを飲み込んでいく。

チップ｢お次はこれだ、NINZIN！ビタミンAやカロテンが多いからガン予防になる！｣
ｽﾞﾆｯ

ｽﾚｲﾔｰ｢わあっ！｣
チップ｢そしてNASU！焼くと旨いんだぜ！｣
ﾑﾘｯ

ｽﾚｲﾔｰ｢ちにゃ！！｣
チップ｢そして最後は…DAIKONだぜ！！｣
ｽﾚｲﾔｰ｢ま、待ってくれ！いくらなんでもそれは入ら｣
チップ｢問答無用！｣
ﾄﾞﾝｯ

ｽﾚｲﾔｰ｢ごああぁああ！！｣
チップ｢チッ…尻が裂けちまったかよ？だが…こんなもん俺の苦しみに比べたら屁でもねぇぜ｣
ｽﾚｲﾔｰ｢あがががががっ…！｣

チップ｢…頃合いだな。オイNIKUDOREI、女は好きにしていいぜ。｣
ｽﾚｲﾔｰ｢…なっ！？待て、話が違う！｣
チップ｢俺は奥さんの身の安全を保証するとは一言も言ってねーよ｣
ｽﾚｲﾔｰ｢ふ…ふざけるな！紳士の風上にも｣
チップ｢俺は紳士じゃねぇ。｣

肉奴隷｢覚悟はいいな？｣
ｼｬﾛﾝ｢そ…そんな大きいの挿れたら裂けちゃう！｣
肉奴隷｢貴様も妻なら夫の痛みを知るのだな。｣
ｼｬﾛﾝ｢あ、あなた！助けて！｣
ｽﾞﾝｯ

ｼｬﾛﾝ｢いやああああぁああ！！！｣
ｽﾚｲﾔｰ｢う、嘘だ…うわあぁーーーっ！！｣