第十話

もう……駄目だ…！

チップ｢ム、ムシャクシャしてやった…！誰でも良かったんだよ！！｣
カイ｢フッ…大方そんな所だろうと思っていましたよ。｣
ﾇﾌﾟｯ…
チップ｢はうっ…！｣

永劫とも思えた肛門地獄の末、ようやく俺のアナルから指が引き抜かれた…と思ったのも束の間、
奴は両手で俺の腰を引き寄せる。

カイ｢しかしまったく何という自己中心的な動機！弁明の余地無しですね。｣
チップ｢な…！？｣
ふと見ると、いつの間にか警察野郎も全裸になっていた。

ｸﾞｯ
カイ｢自分の犯した罪を悔いるのだな。｣
ﾒﾘﾒﾘ…

チップ｢わあぁああ！！は、反省…！反省してま｣
ｽﾞﾝｯ

チップ｢わああああぁああぁ！！！｣
ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ
カイ｢ハァ、ハァ…いい締まりですよ…んんっ！｣

……何故こんな事になってしまったのだろうか？

カイ｢貴方もよろしければ口をどうです？｣
ｳﾞｪﾉﾑ｢…そうさせて貰おうか。｣
奴は手早く服を脱ぎ捨てると、俺の鼻先に肉棒を突きつける。
ｳﾞｪﾉﾑ｢クク…前と逆だな、チップくん？｣
チップ｢ぐっ…！｣
ｳﾞｪﾉﾑ｢待ち焦がれたよ…。…この瞬間を｣
俺はとっさに口を閉ざすが、勢いのついた肉棒は俺の顎の力では止める事が出来なかった。
ｺﾞﾌﾟｯ
チップ｢んんん！！｣
ｷﾞｼｯｷﾞｼｯｷﾞｼｯｷﾞｼｯ
ｳﾞｪﾉﾑ｢フハハハハハ！！｣
チップ｢んん…！んーー！！｣

俺は…間違っていたのか…？教えてくれよ、師匠……。


(諦めるな！！)

チップ｢し…師匠…？｣
毅(どんな時であろうとも諦める事なかれ！いかなる時でも全力で立ち向かうのだ！！)

チップ｢……師匠！｣
毅(見せてみよ、お前の本気レイプを…！)

チップ｢し、師匠…。分かったぜ…！｣


ｷﾞｼｯｷﾞｼｯｷﾞｼｯｷﾞｼｯ
ｳﾞｪﾉﾑ｢さっきから何を言ってるんだコイツは？｣
カイ｢ハハ…きっとおかしくなってしまったのでしょう。｣

チップ｢カミツキ！！｣
俺は奴の肉棒に思い切り歯を立てる。
ｺﾞﾘｯ
ｳﾞｪﾉﾑ｢ぐああぁあっ！！｣
カイ｢き…貴様…！｣
チップ｢シメツケ！！｣
今度は括約筋を全力で引き締める。
ｸﾞｯ
カイ｢ぐっ！？う…うわあぁあああぁ！！｣
ﾄﾞｻｯ

カイ｢貴…様…！｣
ｳﾞｪﾉﾑ｢うぅ…う……！｣

チップ｢ハァ…ハァ…よくもやってくれやがったな…！
…クク…見せてやるよ、俺の本気レイプを！｣

第九話

ﾎﾞﾌｯ
チップ｢ぐっ！｣

うつぶせの状態で、頭から無理矢理ベッドへと押し付けられる。
チップ(ク…クソッ……！)
意識はかろうじてあるものの、雷撃でショックを受けた体はまるで言う事を聞いてくれなかった。

カイ｢さて…貴方にはもう服も必要ありませんね。｣
ﾊﾞｯ
チップ｢あっ！テ…テメェ！！｣
警察野郎は自慢のガウンをはぎ取って、俺を全裸にしてしまう。
チップ｢な、何しやがる！？｣
カイ｢身体検査です。｣
そんな事を言いつつ、奴は俺のアナルに指を差し込む。
ﾇﾌﾟｯ
チップ｢あいっ！！｣
カイ｢フッ、いくら憎まれ口を叩いても身体は正直だな。チップ・ザナフ｣
ﾇﾌﾟｯﾇﾌﾟｯﾇﾌﾟｯﾇﾌﾟｯ
チップ｢あ！あ…あぁ……！｣

…く、くやしい…こんな奴に…！
頭では嫌なのに…体は意志に反して反応してしまう。
カイ｢さて…まずは動機を聞かせてもらいましょうか。何故彼をレイプしようなどと考えたのです？｣
チップ｢うぐっ！…し、師匠の復讐だった…それだけだ…！｣
ｽﾞﾌﾞｯｽﾞﾌﾞｯｽﾞﾌﾞｯｽﾞﾌﾞｯ
チップ｢あああぁあああ！！｣
カイ｢おっと、嘘はいけませんね。このご時世に師匠？
そもそも彼の履歴には殺人などで逮捕された形跡はありません。｣

デタラメだ。
奴はアサシン組織の長ともあろう男…そしてこの警察野郎も、警察組織の中ではかなりのお偉い様の筈だ。
今まで奴の犯した殺人…そして奴がアサシン組織の首領であると言うことを知らないとは到底思えない。

カイ｢さぁ、どうなのです！？正直に答えなさい！｣
ｽﾞﾌﾞｯｽﾞﾌﾞｯｽﾞﾌﾞｯｽﾞﾌﾞｯ
チップ｢あぐ…ぁ……。｣

…警察は汚い。
分かってはいた事だがここまでとは思っていなかった。
利益の為ならアサシン組織とも平気で手を結ぶ…。
何が警察だ、これでは政府の名を借りたただの権力集団じゃないか。
師匠を殺したアサシン組織と何も変わらない。

カイ｢フフ…粘りますね。しかし私のフィンガー・テクで落とせなかった牙城は存在しないのです！｣
ｽﾞｯｽﾞｯｽﾞｯｽﾞｯ…
チップ｢～～～～～～！！｣

…しかし今、俺の精神は巧みな指技に屈服しつつあった。


……ごめんな、師匠……。

第八話

カーテンの隙間から差し込む朝の柔らかな光で俺は目を覚ます。
チップ｢…んん……。｣

…こんなに清々しい朝は久しぶりだった。
何故なら師匠の仇を討ったという達成感だけが今の俺を満たしていたから…。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
チップ｢あ！？｣
しかしそんな勝利の余韻に水をさすかのようなタイミングでチャイムが鳴る。

チップ｢一体なんだよ？｣
？？？｢ルームサービスでございます｣
チップ｢ルームサービスなんて頼んでねぇぞ？…っクソ、面倒くせぇな｣
とりあえず俺はガウンを羽織ると、扉を開ける。
ｶﾞﾁｬｯ

カイ｢ガウンとはいい御身分ですね、チップ・ザナフ｣
チップ｢は？｣

しかし扉の外で待っていたのは従業員ではなく警察だった。
チップ｢テ、テメェ…俺に何の用だ！？｣
俺は警察に捕まるような事をした覚えはない。

カイ｢この方から昨晩、貴方にレイプされたと通報がありましてね。｣
ｳﾞｪﾉﾑ｢昨晩はどうも。｣

チップ｢な…！？テ、テメェ！汚ねぇぞ！！｣
ｳﾞｪﾉﾑ｢２人がかりで私を襲った君に言われたくないな。｣
アサシン組織の首領が警察に助けを求めるー…。
コイツには首領としての誇りが無いのか？

カイ｢詳しい話は署で聞きます。まずはご同行してもらいますよ。｣
ｳﾞｪﾉﾑ｢観念するのだな｣
チップ｢クッ…！｣

NIKUDOREIがいない今、２対１では圧倒的に不利なのは明白だった。
チップ｢…野郎…！そう簡単に捕まってたまるかよ！｣
ﾊﾞｯ

俺は急いで部屋の中に戻ると、ガラス窓に向かってフライングボディタックルをぶちかました。
チップ｢おらぁっ！！｣
ｶﾞﾝｯ
チップ｢おわっ！｣
ﾄﾞｻｯ
しかし俺の体は簡単に弾かれてしまった。
カイ｢…忘れましたか？スイートルームのガラス窓は防犯用の特殊合金ガラスで出来ているという事を｣
ｻﾞｯ…ｻﾞｯ…ｻﾞｯ…
チップ｢う…うわあぁあ！く、来るな！来るんじゃねぇーー！！｣

ｳﾞｪﾉﾑ｢チェックメート、だ。｣
カイ｢スタンエッジ！｣
ﾊﾞﾘﾊﾞﾘｯ
チップ｢ぐわあぁぁあぁっ！！｣
ﾄﾞｻｯ


ち、ちくしょう……。

第七話

チップ｢へへ、どうしてなかなかいい感じだな。この締まり具合が絶妙だぜ。｣
ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ…
ｳﾞｪﾉﾑ｢んんんんんん！！｣
肉奴隷｢おや、口元がお留守になっているぞ｣
ｸﾞｯ
ｳﾞｪﾉﾑ｢んむ！？｣
ｽﾞｺｯｽﾞｺｯｽﾞｺｯｽﾞｺｯ

肉奴隷｢うむ…いい感じだ。｣
ｳﾞｪﾉﾑ｢んんーーーーー！！｣

ー…ああ、何という至福の時だろうか…。
この瞬間を今まで待ちに待った。
師匠の仇を、今こうして俺が屈服させている。
天国の師匠も喜んでくれている事だろう…。

ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ…
チップ｢うっ！そ、そろそろ出すぜ！｣
肉奴隷｢しっかり飲むのだぞ。｣
ｳﾞｪﾉﾑ｢ひゃ…ひゃめ……！｣
チップ｢う！｣
肉奴隷｢ぬあ！｣
ﾋﾞｭﾙﾙﾙ！ﾄﾞｸﾝ、ﾄﾞｸﾝ…

チップ｢…クク、最高の夜だぜ…。｣

…こうしてアサシン組織の首領は俺の前に敗れた。
だがまだ俺の闘いは終わらない。師匠の仇だけが俺の敵ではないのだから…。

気がつくと夜は明けていた。
一夜ヤリ通しだと流石に眠い…。
俺は奴をその場にヤリ捨て、どこかで休む事にした。

ネットカフェかホテルで悩んだが、ネットカフェでは疲れが取れそうもない。
ここはホテルで休むのが無難だろう…。
俺は肉奴隷を引き連れ適当なビジネスホテルへに入る。
もちろん代金はNIKUDOREI持ちだ。
チェックインを済ませると、俺はすぐに部屋へと向かった。
ｶﾞﾁｬ…

扉を開けると中には豪華な装飾品が並んでいた。
冷蔵庫には高そうなシャンパンが冷やしてあり、ベッドやバスタブも職人技を感じさせる高級品…
流石はスイートルームだ。

とりあえず俺はNIKUDOREIにホテルの駐車場で寝るよう指示する。
奴隷がスイートルームなんてとんでもない。
贅沢は敵だ。

チップ｢さて…まずは着替えるか。｣
とりあえず俺はハンガーにかかっていたガウンを羽織り、
冷蔵庫に入っていたシャンパンを取り出す。
ﾊﾟｼｭｯ
そして用意されていたグラスに注ぎ…一気に飲み干す。

ｺﾞｸｯｺﾞｸｯｺﾞｸｯ…

炭酸が喉に染み渡り、疲れた体を癒やしてくれるー…。
まさに至福の時だ。
チップ｢…これが勝者の気分なんだな…。｣

俺は…師匠の仇をついに取ったんだ！
そんな充実感に満たされながらベッドへと横たわる。
チップ｢やったぜ…師匠……。｣

俺は睡魔に身を委ね、深い夢の世界へと旅立った…。

第六話

チップ｢クク…さてどうしてやるかな……。｣
いきなり挿れてやるのも悪くないが、流石にそこまで俺も鬼畜ではない。
ここはまずしゃぶらせてしっかりと肉棒を濡らしてからにしてやるか…。

…とそんな事を呑気に考えていると、肉奴隷がふと気がついたように口を開く。
肉奴隷｢…？よく見れば貴様、アサシン組織の現首領ではないか？｣
チップ｢What！？そいつは本当かよ！！｣
肉奴隷｢この特徴的な風貌からすると、恐らく｣
チップ｢…そうだったのかよ…。テメェが師匠の…仇！｣
ﾊﾞｯ
ｳﾞｪﾉﾑ｢え？｣

仇と知った今、容赦はしない。俺は即座に奴の服を脱がしにかかる。
ｳﾞｪﾉﾑ｢な！？何のつもりだ！｣
チップ｢るせぇ！｣
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ

俺は凄まじい速さで奴を全裸に剥くと、奴の尻を掴んで引き寄せる。
ｳﾞｪﾉﾑ｢うおぉおっ！？ま、待て！後ろだけは！｣
チップ｢おらぁっ！！｣
ｽﾞﾝｯ
ｳﾞｪﾉﾑ｢うわあぁああぁぁ！！｣
チップ(師匠…仇は取ったぜ！！)

ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ…
アサシン組織の首領…。
そんな奴に遠慮など必要ない。
濡れていない肛門は非常に窮屈だが、それでも俺は情け容赦無しに腰を振り続けた。

ｳﾞｪﾉﾑ｢あっ！はぁうっ！あ…あの方以外にっ…！｣
チップ｢へ…どうだ、自分が殺した男の弟子に貫かれる気分は？｣
ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ…
ｳﾞｪﾉﾑ｢はぐっ！な…なんの…事だ…？｣
チップ｢あ！？とぼけんじゃねェ！おいNIKUDOREI、前は使っていいぜ。｣
肉奴隷｢では遠慮なく使わせてもらおう｣
そう言うと肉奴隷はチャックを下ろし、巨大な肉棒を取り出し始める。
…それにしてもコイツの肉棒はいつ見てもデカい。
トロいクセに肉棒だけはしっかり俺のよりも大きいのは少し悔しいが。

肉奴隷｢よし、準備完了だ。｣
ｳﾞｪﾉﾑ｢そ…そんな大きなモノが入る筈がない！やめろ！！｣
チップ｢…っせぇな、テメェは喘いでりゃいいんだよ。｣
ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ…
ｳﾞｪﾉﾑ｢はおぁっ！？｣
肉奴隷｢ではいくぞ｣
ｸﾞｲｯ
ｳﾞｪﾉﾑ｢や…やめ…！｣
ｺﾞﾘｯ
肉奴隷｢もっと顎の力を抜け。顎が外れてしまうぞ｣
ｽﾞﾎﾟｯ
ｳﾞｪﾉﾑ｢ん！んんーーー！！｣
チップ｢さて…｣
肉奴隷｢始めますか｣
ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ…
ｼﾞｭﾌﾟｯｼﾞｭﾌﾟｯｼﾞｭﾌﾟｯ…

ｳﾞｪﾉﾑ｢ん…んんん！んんーーーっ！！｣